2022.3.21 瀬戸内旅行記② 岡山から金比羅山へ
1日目。
本日は岡山駅周辺散策後、観光列車で香川県琴平町へ。金比羅山を登り、うどんをたべてこんぴら温泉に宿泊します。
※実際の移動手段に関わらず全て車で移動した場合の経路が出ています。
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サンライズ瀬戸で岡山駅に到着後、商店街を歩きながら30分ほどかけて後楽園まで朝散歩。
期待を裏切らない桃推し。
入ってすぐに目に入ったお店。
ちょうど昨日最終営業日だったらしい。
閉店することへの抵抗、不本意が感じられる。
一度も行ったことのない、知らない店だけど、地元から愛されていたお店が一つ、こういう形でなくなってしまったと思うと胸が痛い。
朝からしみじみしてしまったのできた。
商店街を抜けてちょっと歩いたところにあった平和な公園。
ゾウとカバとタコとてんとう虫(てんとう虫?)。
不思議なラインナップですね。
河川敷を歩いて向かう。奥の橋を渡ると後楽園。
空がいい。
ついた。7時半の開園まで外周をウロウロしていたらたくさんの地元ランナーが。
贅沢なランニングコースですね〜。
7時半になったので入園。
桜はまだ早かったけど、花の咲いていない庭園もかなり、いい。
借景(遠くの山などの景色を、その庭の一部であるかのように利用する)という造園法が使われているらしい。
たしかに半径1キロ以内にはマンションや教育施設がたくさん建っているのに、庭の中から見るとそれらは何も見えず、さらに遠くの山だけが園内のものと一体となって見える。面白いな〜
築堤当時からの景観をなるべく変えないように周辺に建つ建物にも一部高さ制限がされているのだそう。
一通り歩き尽くしたところで再び駅方面に向かい朝食を。
ググったら出てきた「カフェクルミ」。
単純な女なのでメニューも見ずに入店する。
380円のコーヒーにモーニングでトースト付き。
焼き加減が最高で美味しかった〜
画廊喫茶というだけあって店内には沢山の絵画。
ラジオのニュースを聞きながら絵を眺めて休憩。
ひとやすみしたところで再び岡山駅へ。
こちらの観光列車で香川県琴平に向かいます。
見どころでゆっくり走ってくれたり車窓から見える景色を車掌さんが解説してくれたりするのも観光列車の魅力。
初めて瀬戸大橋を渡る経験をどうしたら一番最高にできるかなーと考えた結果、寝台特急ではなくこちらになりました。
窓向きのカウンター席も取れて嬉しい。
席について上を見上げると瀬戸内に関する様々な本が。
車内でいろんな過ごし方ができるのも素敵。
発車10分後の光景。
午前10時台から飲酒する背徳感といったら。
最高だね。天気もめちゃくちゃいい。
岡山といえばフルーツ王国なのでマスカットゼリー。
車内に「まもなく瀬戸内海」のアナウンスが。
列車の走行速度が落ち、この景色がしばらく続く。
大きな波もなく穏やかで透き通った青い海。
正面も背後も、見渡す限り海、、これぞ絶景。
指定席予約しといて大正解だった。
これは瀬戸内工業地域かな?
美しい海だった、、、久しぶりに景色を見て泣きそうになったな〜
12時ごろ琴平駅に到着。
祝日ということもあり、たくさんの観光客が。
15分ほど歩いて金比羅山入口に到着。
これから1000段以上の石段を登ります、、、
参道沿いに売店や飲食店がずらり。
さぬきうどんは参拝後に取っておこうと思ったので良さそうな店に目星をつけつつ、黙々と石段を登っていきます。
本宮についた。
ここまで785段!すでに結構達成感が。
展望台からみた琴平の街並み。
しかし奥社まではあと600段くらい残っている、浸っている暇もなくさらに上へ。
しばらく登って立派な建物が見えてきた、ようやく登り終える、、、!
と思いきや、まだ本宮から奥社までの半分も登っていない。ええええ、、、
ベンチに座って小休止、呼吸を整えて再始動。
足パンパン、汗だくでこの光景を見た時の絶望感よ。
10回くらい途中で引き返そうか迷ったけどなんだかんだブツブツ言いながらも奥社を目指す。
ついた!!
長かったぜ、、、
呼吸が荒くなる感じとやめ時を悩む感じ、シャトルランを思い出したぜ、、、
奥社からの景色。
正直自分が登り切ったという達成感で景色への感動が霞む。
きれいだなー。(言い聞かせ)
奥社にてここでしか手に入らない御守りとか売ってた。
「1368段登ったんだし折角だからなんか記念に買わなきゃ、、、」
という心理になりかけたが、そんな巧妙な戦略にハマるまいという謎の意地で何も買わずに帰路につくよ。
降っていると道中で「さっきのとこでやめとけばよかった〜」と漏らし息を切らしながら登ってくる若い男子たちとすれ違う。頑張れ〜(高みの見物)。
さぬきうどんのことを考えながら軽快に降る。
登りで通ったときに一番混んでた店に入店してみた。
しょうゆうどんに温玉トッピング。
かけうどんではなく、素うどんにセルフでだし醤油をかけながら食べるスタイル。
美味しい!コシがあってもちもちしたうどん、あっさりした味が疲れた体に沁みる、、、
宿のチェックイン前に立ち寄った「金陵の郷」。
蔵の歴史や酒造りの工程等の展示があった。
立派な施設ながら入場無料なのも嬉しい。
15時に本日のお宿にチェックイン。
琴平には現存する日本最古の芝居小屋があり、ここは歌舞伎役者御用達のところの一つみたいです。
のれんから表れる歌舞伎色の強さ。
歩きまくって疲れた体を温泉で癒す。
温泉宿にして正解だった。
足湯もついてたので入っちゃう。
三連休最終日ということもあり、温泉も足湯も完全に貸切状態。貴族や〜。
そして旅館での夕ご飯。
※一食分です
魚介類中心。
3枚目のうどんは「しっぽくうどん」というザ・讃岐うどん的なのとは全然違う感じの煮込みうどんだった。冬の代表的な郷土料理だそう。これもこれで違った美味しさ。
しかし量すごない、、、?
と思ってじゃらんのレビューを見てみたところ、50代男性「大食漢の私でも満腹になりました」というレビュー。ですよね。
腹15分目くらい、部屋に戻るとベットから一歩も動けずそのまま就寝しました。
1日目、完。