2022.3.22 瀬戸内旅行記③ 小豆島レンタカー観光
2日目。
本日は琴平からフェリーで小豆島へ向かい、レンタカーで一通り見たいところを観光後、島内ホテルで一泊します。
観光名所が多く、名産品も多い小豆島。
テレビや雑誌とかでもなにかと目にすることが多く、ずっと行ってみたかったのですが、、、1週間前に確認した天気予報では雨マークひとつ。
島旅は晴れてなんぼという考えだったので、行き先を変えようかギリギリまで悩み続けていたところなんと、2日前くらいに午後晴れ予報に変わった〜!持ってる女〜!
晴れている時に行きたいスポットは遅い時間に取っておくことにして、様子を見つつレンタカー旅を決行することにしました。
***
「こんぴら温泉郷 つるや旅館」にて朝6時に起床。
旅先では必ず朝風呂に入るタイプ。安定の貸切。
朝食。朝から豪華や。
島に行く日の朝は早い。
7時20分ごろ宿を出て琴電琴平駅から高松港へ向かう。予報通りの雨、結構土砂降り。あらー。
祝日観光客で賑わっていた昨日の琴平とは打って変わってとても静か(時間帯もあるけど)。
10分ちょっと歩く間見かけた車は2,3台。
鉄道ファンの間でも名高い「ことでん」こと琴平電鉄の琴平駅に到着。
賑やかなデザインの電車に乗りました。
観光地で見る平日の風景、地元の人たちにとって普通の日常を感じられてよかった。
女子高生の会話や方言にも耳を傾けてしまう。
ちなみにこちらは翌日再び高松に来て撮影したもの。緑色、可愛くて好き。
「ことでん」という字面、いいよね。
早起きでうとうとしていたら高松築港駅に到着。
レンタカーを借りる時間からして駅到着後15分で出発する船に乗らねばならないという超過密スケジュールを組んでしまったので、駅徒歩7分の港まで雨の中ダッシュしチケットを購入。
なんとか間に合った。
依然として土砂降りですが小豆島へ出発。
景色は復路に期待、、、。
1時間くらいで小豆島土庄港に到着し、レンタカーの手続き。
1人でレンタカーは割高だけど、見所の多い小豆島を1日で効率的で回るにはこれしかない!と思ったので基本公共交通機関派の私だが車にしてみた。レンタカー初めてなので天気も悪くてちょっと不安、、、。
10:30から18:00までの時間借りです。
果たして7時間半で全ての目的地を回れるのでしょうか?いざ出発。
「迷路のまち」
あまり下調べをしていなかったので、訪れるまでは観光目的で作られた巨大迷路みたいなのがあるのかなーと思っていた。
実際は普通の人が住んでる住宅地で、路地のつくりが迷路みたいになっているという感じ。
南北朝時代に敵との攻防戦に備えて形成された複雑に入り組んだ迷路型路地の名残なのだそう。
現存している例は日本でも珍しいらしい。
車ではもちろん回れないので、近くの駐車場に車を停めて傘を差しながらフラフラと散歩。
細くて曲がりくねった路地ばかりなのに住民のものらしき車がちらほらある。どこからどう駐車するんだろう、、、?
普通に洗濯物干されていたりしたので撮影はしなかったけど気になる方は調べてみてください。
ぐるぐるしていたらたどり着いた八十八箇所巡礼第五十八番札所「西光寺」。
たまたま水曜どうでしょうの再放送で八十八箇所巡礼の回を見たばっかりだったのでタイムリー。(あまりにも個人的なタイム感。)
ちょっと石段を登ったところにある奥の院。
三重の?塔。誓願してきました。
車に戻って次なる目的地へ。
「小豆島 オリーブ園」
"小豆島といえば"なところですね。
手前にある売店の後方にはオリーブ並木がズラリ。
レストランや公園も併設されています。
雨の日に嬉しいアートギャラリーも。
暖色の照明家具が中心の展示になっていてしっかり見て回るというよりは眺めて癒された。
ゆっくりしていたらちょうどお昼になったので、園内のレストランへ。
パスタを注文。オリーブオイルといえばね。
前菜?に出てきたパン。
流石オリーブ園、オリーブオイルが各テーブルに常備されていてかけ放題。
オリーブ塩とオリーブオイルで頂きます。
オリーブの実がトッピングされているパスタ。
(ボンゴレビアンコだった気がするけど、写真を見返したらあまりにもあさりよりオリーブの主張が強かったので自信がない)
パスタにさらなる追いオリーブオイルを促す店員さんの徹底ぶり。行き届いたオリーブ教育。
これでもかというくらいオリーブを堪能した。
美味しかったです🫒
お腹を満たしたところで併設のオリーブ公園へ。
(雨が止んだぞ!)
風車。有名なやつ。
写真で見たことがある人も多いのでは。
魔女宅ロケ地ということもあり、撮影用の箒の無料貸出もしているみたい。
実際この写真の風車の左の方には大量のキキたちが列をなしていてですね、、、
(みんな飛んでいる瞬間を綺麗に撮りたいのでなかなか進まない)
それはそれで見ていて楽しかったけど、風景だけ写真に収めておこうと思った結果ドーンて感じの余白がない写真になってしまった。
売店でドライブ中の飲み物を購入し、オリーブ園を出発。
あれだけオリーブを摂取したのに不覚にも買ってしまった。洗脳?
「寒霞渓」
一番楽しみにしていた場所かもしれない。
14時前、雨は止んでいるけど天気はどんより。
もうちょっと天候が回復するのを待ちたかったけど、ロープウェイの最終便の時間の関係もあるのでしょうがない。
不安半分期待半分でロープウェイに乗り山頂駅へ。
着いた。
持ってない女だった、、、。
見えないけどせっかくきたからには、、、と思いホットコーヒーを買って柵の向こう(何も見えない)をみてもの思いに耽るふりをするなどした。
それでも諦めが悪いのであーだこーだ考えながら山頂駅をうろうろしていたら30分後ぐらいにいきなり日差しが。
ものの数分で視界がひらけた。
快晴とまでは言えないけど海まで見渡せるほどに。
持ってる女だった。
晴れが予報されていたとはいえ、奇跡的なタイミングで気候が変化したので流石に感動した。
この後もいろんなところに行ったけど、一番記憶に残っている景色かもしれない。
ありがとうヤフー天気。
小豆島に来てよかった。
そして完全に晴れた!やったー
いきなりドライブ日和になったのでそのあとも観光地を回りつつ海沿いをドライブ。
「エンジェルロード」
最後の目的地。
17時前くらいに到着。
日が落ちてきた海をパノラマで撮影。素敵!
恋人の聖地で、貝殻を絵馬に見立てて願い事を書くシステムらしい。
海風でだいぶ落ちてしまっているのには触れないでおく。
無事見たいところを一通り回り、レンタカーを返却。
最初は天気がどうなることかと思ったけど全体を通して楽しく観光できたので大満足。
通っただけ、写真撮影しなかったところなども含めて以上が本日の全ドライブルートです。
その後ホテルにチェックイン。
明日のことも考えて港に一番近いところにした。
偶然最上階海側のお部屋。
夜もまたよかった。
本日は夕食なしプランなので徒歩圏内(と言っても30分くらい歩く)の居酒屋へ。
オリーブのクラフトビール。
醤油も有名な小豆島
もろみを小魚と共にいただきました。
メニューに並んでいたのは聞いたことのない魚ばかり。頼んだ魚の名前もちょっと耳覚えがなさすぎて、、、。
これは何かの塩焼き、、、何かの、、、ごめんなさい。
オリーブオイルそうめん炒め。
そうめんも名産の一つ。
地酒。
全部美味しかった〜。
ロケ地が多い小豆島、有名人のサインがお店にもたくさん飾ってありました。
酔いを覚ましながらホテルに帰り就寝。
2日目、完。