サイコロきっぷレポート①
https://www.jr-odekake.net/aotabi/feature/dice/
どこ!?
と思いました、、、笑
きっと企画した人も桃太郎電鉄とか水曜どうでしょうが好きなんですよね、わかります。
大阪発着、餘部までの経路で途中下車は城崎温泉のみでしかできないが途中乗車はできるらしい、ふむ、、、。
(ルール詳細はホームページをご覧ください。)
経由地点でなんかいいとこあったらそこから途中乗車したいな、大阪は帰りどうせ寄れるし。
篠山口駅周辺、ことりっぷも発売されているし観光地のようだな。
なんと、直通バスもあるぞ。
(東京はこういうとこすごい。)
、、、、といった流れで旅行の初日、夜行バスで未知の土地「丹波篠山」にやってきたわけです。
「たんばささやま」と読むらしい、読めない。
錦鯉のためにあるかのような顔はめ
篠山口駅からバスで20分くらい、こういうかんじのところに着く。
↑岡山県倉敷の美観地区(今年3月撮影)
倉敷よりも道幅が広くてまっすぐ、エリアは確かに狭いけどこういう街並みに飲食店や雑貨屋入っているあたりだいぶ似ている、、、
もっともここが違うなと思ったところは観光地化しすぎていないところ、"生活感"の濃さと言えばいいのでしょうか。普通に人が暮らしている感じ。
私「東京から来ました」
倉敷市民
「まあ〜ようこそいらっしゃいました
遥々ありがとうございます^^」
「東京から、、、?
え?わざわざ?????
え、なぜ?どうしてこんなところに?
他の観光地はどこに行かれるんですか?」
反応を比較するとこんな感じです。
自覚している美人かしていない美人かくらいの差がある。
篠山城大書院
https://maps.app.goo.gl/izQmd1Rea3R6kHRB6?g_st=ic
10分くらい歩くとでっかいお堀とか城跡もあった。
以下、焼き物の町ならではの素敵な器たちと共に、丹波篠山で食べたものたちを時系列でご紹介。
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喫茶メルヘンのモーニング。https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26019259/
澤藤の箱鮨。
https://s.tabelog.com/hyogo/A2807/A280702/28001365/
「箱鮨」ご当地グルメみたい。卵×ヒラメ、アナゴ×サーモンの押し寿司が交互に3つずつ並んでいます。
小田垣豆堂のモンブランと黒豆コーヒー。
https://s.tabelog.com/hyogo/A2807/A280702/28060195/
このモンブランがほんっっっとうに美味しくてストーリーでこの世で一番うまいと投稿するなど。
Oitoの珈琲と黒豆茶。
https://s.tabelog.com/hyogo/A2807/A280702/28061711/
純喫茶兼ゲストハウス。
それぞれチェックイン時のウェルカムドリンク、お部屋でのサービスドリンクとして頂きました。
宿としてここがそれはもうすごく素晴らしかった、まさに語彙力を失うほどよかったという話は後程。
花格子の天麩羅ともりそば。
https://s.tabelog.com/hyogo/A2807/A280702/28022544/
條鐵庵のお酒。
https://s.tabelog.com/hyogo/A2807/A280702/28063529/
特にお料理と飲み物は撮らなかったのでこのなんとも愛嬌のあるメニューを載せておきます。
オーナー夫婦とお話ししながら翌朝の体調に響くくらい飲んでしまい軽く後悔しました。
あんまりここら辺に飲み屋が集まらなかったり、遅くまでやっている店が少なかったりする理由として、オーナーが挙げていたものが「終タク」があるということ。
0:30以降はタクシーが出ない、運営会社と連絡が繋がらないらしい。
終タク、、、
終タク、、、、、?
タクシーの概念
Oitoの朝食。
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美味しかったのはもちろんなんですが、器がどれも素敵すぎるんだ、、、。
どこまで丹波焼と呼ばれるものなのか正直曖昧なのですが、どこでご飯をいただいても陶器類が本当に全部良すぎる。器だけじゃなくてお店にある花瓶とか額縁、ただ床に置いてあるだけの(失礼)壺とかも全部。伝統工芸品てすごーい。(小並感)
旅行をしていてこういうところに感動することって今までそんなになかったかなあと思うのですが。
これが丹波篠山という場所が素敵である理由の一つなのでしょう。地のものを活かしてる故レトロ「風」ではないというか、風情を押し売りしていないというか。芯がある。伝われ。
ここで出会った人たちはみんなここが好きだということが伝わってきた。
自分のお土産に数枚のお皿を購入、あまりにもカップ類が自宅に多すぎるため自分用は泣く泣く諦めたカップアンドソーサーは友人の結婚祝いに。
あと、とにかく宿が素敵だったという話。
純喫茶二階のこの屋根裏部屋感がたまらない。
ちょっとだけ補強してある程度であとは200年前からそのままらしい。床の穴から一階の床が見えたりする。それは怖い。
たまたま貸切だったのもあるけど、17時で喫茶が閉店すると店員さんも誰もいなくなる。(大丈夫なのか?笑)
朝まで古民家純喫茶に1人という状況すごい。
そして朝9時オープンのお店ですが8時〜9時は宿泊者限定の朝食タイム。
景色!
以上、1万円以下で貴族になれる宿でした。
チェックアウトする時お兄さんから食べ物を預けられた。母かな?
翌朝食べたら胡桃が入っていた。
多分自意識過剰だけど、偶然とは思えない私は完全に落ちました。
たんばささやま、ひとことで言うなれば時がゆっくりと流れている場所だなあと思いました。
シンプルに、好き。
このあたりにおばあちゃんとか遠すぎない親戚とか住んでてくれ。
もっといろんな人に知られてほしいような、でもこのままであってほしいようなインディーズバンドの古参ファンみたいな気持ちでいます。
また来たい。
旅は続く。