サイコロきっぷレポート②
2日目。
ここからやっとサイコロきっぷの出番
普段旅行すると鈍行ばかり乗ってしまうので特急が使えるのは嬉しいポイント、しかも指定席券つき
餘部が目的地、往路でも復路でも城崎温泉で途中下車することができる。
海が近い場所らしい、今日の方が天気が良さそうなので往路で餘部まで行っちゃうことにした。
実際に現在電車が走っているのは鉄の柵のさらに右側の方
石板すぐ右横の線路は現在は使われておらず、昔使用されていたものの一部がそのまま残されています。
写真のガラスのエレベーターで下に降りてきて、下から撮った図。
今度は逆側から取っているので左側の鉄筋コンクリートが現在使われているほう、右側が現在使われていないほう。後者が余部鉄橋と呼称される。
歩いてすぐのところに道の駅があり、さまざまな資料の展示が。
建設の経緯、地域住民たちの関与、日本海側の地形や気候、列車の転落事故、戦争での資材不足などなど、、、
さまざまな角度から紐解かれていく余部鉄橋の歴史。
ここで私が全てを説明するのは野暮なので割愛しますが、とにかく本当に面白かった!
しかもJRの企画でここに来られたというところがすごくいいですよね、、、ちゃんと狙いがあってここが目的地の候補になっていたような気がして。
企画会議の様子を拝見したい笑
高所にある駅から、こんな感じでリアス式海岸と日本海を見下ろせます。
さらに近くに行くと透き通った浅瀬とエメラルドグリーン、私の知らない日本海だった。綺麗。
徒歩圏内に道の駅と鉄橋しかない、飲食店も道の駅以外はほとんどない閑静な場所。
それ以外にあったのは異常な数の顔はめ。
しかもちょっとすごい。
滞在時間は1〜2時間で十分という感じでしたが、想像よりだいぶ面白くて満足した。
帰る頃には至る所に見られる鉄橋の名残にも重みを感じるように。
あと、適切な感想かはわからないけど全国の車掌さんたちいつも安全に鉄道を利用させてくれてありがとう!今まで風や雪で時々運休遅延する越後線や信越線に沢山文句言ってごめんね!という気持ちになりました。
ありがとうJR!
そんなところで餘部を後にしました。
城崎温泉に向かうぞ。
〇〇温泉駅あるあるの暖簾。
駅から10分ほど歩いて本日の宿にチェックイン。
城崎温泉街は比較的宿が高級だったのですが、女性限定3,000円台で泊まれるゲストハウスが、、、ありがたい。
ゲストハウスのスタッフの方にカニが食べたいんですけど!と言ったらお薦めされたお店へ。
https://s.tabelog.com/hyogo/A2808/A280801/28003816/
地魚(カサゴ)の煮付け
ちなみにこの3品で宿代超えた。
城崎温泉には外湯が7つあるのですが、平日に定休を回すらしく、本日営業していたのは5つ。
酔い覚ましに寝たり散歩したりしつつ、5つ全て回ったので雑に紹介するよ。
①さとの湯
駅前にあるよ。ゆったり苑並みにお風呂の種類が豊富だよ。サウナが3つもあるよ。
②地蔵湯③柳湯
かなり熱いでかい風呂がそれぞれ一つだけあるよ。
④御所の湯
露天風呂しかないけど、一番人気らしいよ。
⑤鴻の湯
ちょっと外れたところにある唯一駐車場付きのお風呂だよ。庭園風呂という池みたいな風呂があるよ。
5つそれぞれ特徴があって全然違ったので楽しかったです。私自身スーパー銭湯とかも大好きなのですが、温泉と銭湯のいいとこ取りできたような感じでした。
一通り温泉を堪能した後に立ち寄った素敵な本屋さん、Book store iChi。
で湯上がりビールを。めちゃめちゃに凍ったグラス。笑
店員さんが音楽している人で東京でライブをするらしい、寺で、、、。
よい装丁の本を2冊購入しました。
城崎温泉、めちゃくちゃいい温泉街で1泊なのがもったいないなと思いました。
営業時間が長い!
(外湯のほとんどが23時まで営業してる!お土産屋さんや飲食店もめっちゃ遅くまでやってる!)
お店の種類と数がめちゃくちゃ多い!
(海鮮、但馬牛、焼き鳥、割烹、粉物、喫茶、などなど、、、メインストリートから外れると居酒屋、スナック、バーもたくさん)
先週まではここで灯籠流しをしたり花火が上がったりしていたらしいので、見られなかったのはちょっと惜しい。閑散期でいろんなとこ回りやすかったのはよかったです。
にしても、本当に良いところだったので今度は誰かと来て別の宿にも泊まってみたいと思いました。
カニ?